カバーを自作してみる(6)WH-1000XM3用

前回第五号では、WH-1000XM3用として作成に取り掛かりました。ある程度形になりましたが、どうしてもシワが消えない!この原因にまだ気づいていない私は、とりあえず現状のまま黒色で作成します。

さぁ、第五号の失敗ポイントをあげていきましょう。

前回の問題点

前回の問題点を振り返ると、

 
まだまだまだまだシワが多い。だいぶ少なくなったが。
滑り止めが無いので、すぐに外れてしまう。
 
です。
このときの私が許容できる範囲のシワが残ってしまってますが、とりあえず「蒸れ」と「ベタつき」を感じることなくヘッドホンを外出先・移動時に使いたかったので、黒色で目立たないようなカバーを作っていきます。

では問題点を改善できる方法を考えましょう。

 

第六号の改善点

 
ポイント1

シワをなるべく少なくする。

ポイント2

平ゴムに滑り止めを施してすぐに外れないようにする。

今回は「黒色の生地」と「黒色の平ゴム」を使いました。

生地はやはり古いTシャツを裁断して使いました。黒いゴムは、初めて裁縫グッズや生地専門店に行き、購入しました。少し恥ずかしかったです^^;

失敗を繰り返し積み上げてきた設計方法による、異なるヘッドホンへの再現性については、おおよそ可能で有ることがわかりました。この設計方法をさらに改良すれば製品化できる可能性が見えてきました!

第六号。

「男の裁縫」はレベル4.5で変化なし!

これ以上はミシンで縫込みしたいですね。

では、第六号いってみましょう。

さぁ、いよいよこれで「男の裁縫」レベルの自作カバーは最終形になります。

このときの自分はすごく納得して、この自作カバーを使い続けました。「蒸れ」「ベタつき」から開放され、ものすごくヘッドホンを楽しむ時間が増えていたのを覚えています。しかも、ノイズキャンセリング機能の阻害を全くと言っていいほど感じられないので、まるでこれが純正なのではないか・・レベルのカバーに、幸せなリスニング没頭時間に感動していたのを明確に覚えています。

カバーを付けていても、通りすがりだと気づかれにくいように黒色に統一したので、横から見ても、

違和感はあまりないと思います。

しかしやはりシワが・・・気になる・・・

どうすればもっとシワを少なくできるのか・・・

考えて考えて考えて考え抜きました。

解決策に至るにはかなりの時間を要しました。

そして、先行販売型(Version.Makuake)はこのようになりました。

この写真はまだ開発段階のものなので、実際に販売するカバーはさらに改良を加えておりますので、完成形ではございません。

改善ポイントなどついては、設計プロセスに企業秘密も含まれているので公開はできませんが、機会があれば、可能な範囲で紹介できればと思います。

次回からは、この先行販売できるまでのプロセスを公開してまいります。

お楽しみに!

ヘッドホンカバー完成形「EarTouch」!

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