カバーを自作してみる(4)

前回第三号は、デザインや寸法などは良くなかったが、

完成イメージに近いかたちになってきました。

しかし、前向きな失敗へ変わってきました!

さぁ、第三号の失敗ポイントをあげていきましょう。

前回の問題点

前回の問題点を振り返ると、

 
生地がシワシワで、実用的ではない。
平ゴムが分厚く、強すぎる。
 
です。失敗を繰り返していくと、問題点がより明確になっていくので楽しいですね。仕事でもなんでもそうですが、失敗を必然とし、成功への必然的ステップと捉えて前に進めば、必ず成功に到達すると思います。めげずにステップを超えていきましょう。

では問題点を改善できる方法を考えました。

 

第四号の改善点

 
ポイント1

イヤーパッド寸法をさらに詳細に計測しなおして、シワを少なくなるように型紙設計書を作って生地を裁断してみる。

ポイント2

平ゴムを折返しをしないで、幅狭のものを利用してみる。

かっこよく赤い平ゴムを使いましたが、私にはかっこよく思えませんでした(笑)シックに幅狭の黒色の平ゴムへ変更します。平ゴムは100均で売っていたので、それを利用します。

そして、シワを少しでも少なくするために、切り込み入れて強制的にシワを無くしてみます。型紙で設計書に起こすために細かくパッド寸法を採寸して、生地裁断のイメージを固めます。

これで、少し近づくと思います。

第四号。

「男の裁縫」はレベル4に上がったと思いますが、これ以上きれいに縫い付けることは多分できないでしょう^^;

最終的にミシンが必要になってきますが、使用するのはこわいです。あの針が高速で上下するところを観ていると、手を入れたくなるのは私だけでしょうか^^;

では、第四号いってみましょう。

Tシャツ生地と平ゴムだけでこれだけできれば、結構いいのではないでしょうか。

しかし、採寸を細かくして、シワを少なくする設計を行いましたが、まだまだシワだらけですね。何が問題なのか、いよいよレイヤーが上がってまいりました。

第四号はシワ改善が微妙に終わりましたが、個人で自宅で利用するには必要十分なレベルに達したと思います。実際これでヘッドホンに取り付けて利用してみましたが、今まで悩んでいたベタつきが解消されました!

長時間ヘッドセットしていても、聴き終わってヘッドホンを外したときに、いつもの汗とベタつきはなくなっていました!

これ、ちゃんと作ってみよう!

と本当に思えた瞬間です。

では、次回この方法で、「SONY WH-1000XM3」のカバーを作ってみたいと思います。

ではお楽しみに!

次回第五号です↓

カバーを自作してみる(5)WH-1000XM3用

前回第四号では、自作をしてようやく前向きな方向性が見えてきた瞬間がありました。しかし、まだシワが多く、もっと立体的にイメージを膨らま...

ヘッドホンカバー完成形「EarTouch」!

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